近年のシェ-ルガス革命により生産量が拡大している米国産LPガスの輸入量は新パナマ運河開通により米国と極東地域の航海日数が飛躍的に短縮する等、米国産LPガスの輸入環境は向上しております。 これにより調達先の多様化が図られ、中東産LPガスへの依存度は低下し、価格の低位・安定化が見られており、今後も米国産LPガスの輸入量が増大する見込となっております。
当社はこれまで財務省貿易統計CIF価格を原料費調整額の算定基準として参りましたが、今後も安定的にLPガスの供給を継続し価格体系の透明性・安定性を更に高めるため、これまでの算定基準のCIF価格から、サウジアラムコ社(サウジアラビア)が毎月決定する輸入価格に基づいたCP価格70%、米国産MB価格(モントベルビュー市場)30%の比率を用いた「CP・MB合成指標」を導入することになりました。
つきましては、平成30年7月検針分より、原料費調整額の算定基準を従来のCIF価格からCP価格とMB価格を加味したより現状に則した算定方法に変更させて頂きます。何卒事情をご賢察のうえ、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
※尚、変更内容にご承諾いただける場合は、特段のお手続きは不要です。
・原料費調整制度に関する算定方法の変更【一般ガス】(PDFを表示)
・原料費調整制度に関する算定方法の変更【ニュータウンこすもす】(PDFを表示)